2011年3月6日日曜日

ビアシンついに海外へ!?

先日、ヨーロッパのプレミアリーグをTVで見ていましたが、そこでパッと見慣れた文字が目に飛び込んできました。タイ文字でビアシンと書いた看板がサッカー場にあるのです。一瞬、タイ人向けのケーブルTVを日本でも放送しているのかと疑ってみましたが、どう考えてもJCOMがそんなことをするはずがないのです。もしかして、ヨーロッパでもビアシンって人気があるのかなぁ。そもそも、ビアシンってタイ語で書いてあるので、広告効果ってタイ国内に的を絞っていることも考えられなくはないです。

日本でもすっかり有名なレッドブルという飲料ですが、タイではkratingdeengという名で、リポビタンDやM-150の横に並んでセブンイレブン等で売られているものです。確か、200円ぐらいしたと思うのですが、タイでは15Bぐらいです。それが、今ではモータースポーツのスポンサーの顔として有名であり、グローバル企業に成長しています。ビアシンもレッドブルの後に続きたいという思いなのかもしれません。

近年は、飲料メーカーのみならず、タイ国内企業も近隣の国へ事業を展開しようという動きも出てきています。しかしそれは、サイアムセメントやPTTといった企業で、業種は限定的です。私がここで興味があるのは、このような企業が海外展開した場合、コミュニケーションは英語で行われるが、現地人へのタイ語研修みたいなものはあるかということです。これまで第2言語習得という観点から西洋人に向けてのタイ語教育についていくつかの研究はありますが、アジア人を対象にした研究はほとんど進んでいません。タイ語教育とタイ企業のグローバル展開は深いつながりがありそうです。