2010年3月28日日曜日

道でみかける学生服のタイ人

タイの道を歩くと道端で子どもからお年よりまで物乞いをしている人をみますが、最近、学生服を着たまま道端で座っているタイ人をよく見ます。ただ、彼らは単に座っているだけではありません。主に楽器を演奏し、チップをもらおうとしているのです。小学低学年の場合はたて笛を。中学生くらいになると木琴のようなものを演奏しています。

アヌサワリーの歩道橋でよくみかけます。また、大きなショッピングセンターの入り口に付近でも演奏している学生を見たことがあります。家の近くのファッシンアイランドの学生がどれくらいチップを得たのかちらっと見て、金額を数えると150Bほどありました。すべてがチップだと思いませんが、10B硬貨が多かったのでやはりチップをあげている方はいるようです。

以前にタイのアルイバイトについて触れましたが、タイの学生がアルイバイトをして稼ぐことのできるお金は非常に少ないと考えていいと思います。たとえば、時給40Bとすると、これを私の解釈で日本円に勝手に換算すると、時給400円です。一方で、演奏をしている学生は気恥ずかしさは若干あるものの、お金を稼ぐことのできる手段としてはなかなかいい額ではないかと思います。なお、彼らは遊びで弾いているつもりはないようで、確かに非常に演奏がうまいです。誰でもできるというわけではなさそうですが、誰か彼らをどこかのタイレストランで演奏させてあげてみてもいいのではないかなとも思います。

0 件のコメント: